前回はアジアの富裕層の運用スタイルについて少し触れさせていただきました。

参考: 最近のアジア人富裕層の投資行動について

今回は、アジア人富裕層とコミュニケーションを取り続け、関係を深めていくために、どのような語学力、思考回路が必要で、どうすれば、その能力を常に高めていくことができるのか?という事を自分の経験も踏まえてお話したいと思います。


【アジア人華僑とのビジネスにおける中国語の位置付け】

しかしながら、私がお話させて頂いても不完全なものになってしまうのが中国語についてです。もし、アジアの富裕層の大きな割合を占めるアジア人華僑とどっぷりと付き合うのであれば中国語が出来た方がいいことは間違いありません。オフィスにいても、もしくはクライアントミーティングでも彼らは、私たちに聞かれたくないことについては突然中国語でしゃべり出すことは少なくありません。日本人が外国の方との会議で突然日本語で話し出すことはミーティングの参加者に語学に不自由な人がいるケースがあり、スムーズなコミュニケーションを促すために必要なプロセスではあることが少なくありませんが、彼らは英語、中国語が同じくらい理解できるため基本的に何かの意図があって使用言語を変えているケースは多いと思います。
ただ、個人的には普段の関係において彼らに安心感を与えるためにあえて中国語が理解できなくてもいいのかな?と思い始めている部分もあります。

しかし、メインランドチャイナ(中国本土)の人々のコミュニケーションには中国語以外の手段は考えられず、私自身としては多大なビジネスチャンスを逃していると言わざるを得ず、残念ながら我々の業界では中国本土の富裕層が一番大きな市場に育ちつつある現状を鑑みると、中国語の取得も真剣に考えなければいけないなと思わされます。